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  • 2007.11.24 Saturday
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解体諸因 (講談社文庫)

評価:
西澤 保彦
講談社
¥ 730
(1997-12)
ミステリ作家、西澤保彦のデビュー作。
バラバラ殺人がお題となった短編集です。
この作品の面白い所は、誰が殺したか、ではなく、犯人はなぜ死体を解体したのか、がメインとなっている所です。
それぞれちゃんとした理由付けがされていて、これが面白い。
短編集だけど、それぞれの話や登場人物はどこがで繋がっていて、ラストでは中々に驚きの展開が待っています。

また、バラバラ殺人というと、おどろおどろしいイメージを持たれるかもしれませんが、文体がいい意味で非常に軽く、そんな空気は微塵もありません。まあ基本的に「事件の内容を聴いて想像し、一つの回答を出す」という形ってのもありますが。安楽椅子探偵っていうんですかねこういうの。
おまけにユーモアもきいていますので、くすくす笑いながら読めます。ほんと、この人の文章好きだわー。
タイプは全然違いますが、町田康とか谷川流とか、ユーモアの効いた文章を書ける人に憧れます。うらやましい。

バッテリー〈2〉 (角川文庫)

評価:
あさの あつこ
角川書店
¥ 580
(2004-06)
漫画化に映画化と、ちょっと前にメディアミックスされまくってた作品。僕が読んだのはそれよりさらにちょっと前です。
この作品を読むにあたって注意すべきは、野球はあくまで添え物にすぎないという事です。なので、野球物を期待して読むと大いに肩透かしを食います。主に僕のような人間がそうです。少なくとも、この二巻まではそうでした。
先は知りません。読んでないから。
だって野球とかほとんどしてないですからね。
マウンドからホームプレートまでの距離間違ったりしてるし。少年野球なんだから18.44メートルじゃないだろと。作者の凡ミスにしても、これはないわと思ったものです。
二冊読んで試合のシーンすらなかった時は、さすがに続きを読む気をなくしました。
というわけで、三巻は未読。

じゃあ何がメインにきてるかっていうと、巧と豪のバッテリーとしての関係とか、少年期独特の感情とか感性とか、天才的な才能を持つ巧のエゴイスティックなまでのマウンドへのこだわりとか、青波の成長とかそんなのです。
そのエッセンスとして使われてるのが野球。
そういうのが読みたい人にはいい小説かと。キャラもベタと言えばベタですが、そこそこ魅力的です。
なんだけど、僕が読みたかったのはそんなんじゃないわけで。ニーズの違いですね。
後、やたらBL臭いのはどうにかならんのかと思いましたが、女性が思い描く少年の友情ってのはこういうもんなんでしょうか。それとも作者の趣味なのか。
そういや高村薫の作品もやたらゲイがでてくるよなあ……。

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